2017年11月16日

シン・ゴジラ(オール助演キャスト)

テレビ朝日で、映画「シン・ゴジラ」が地上波で初放映されました。
◎パニック映画
怪獣映画と言うよりパニック映画で、怪獣やヒーローが活躍する怪獣映画ではなく、生身の人間が危機(リスク)管理に奔走する姿が中心であり、これが幅広い層に受け入れられ、大ヒットした感じです。

◎組織
官僚、警察、自衛隊などキャリア、ノンキャリアなど上下下達型のピラミッド組織の硬直、派閥政府の危機対応力の愚鈍さが、前半に描かれ、個性派、能力主義的プロジェクトの機敏で柔軟な対応力が危機を救います。

◎スピード感
ツービートを彷彿させるマシンガン(早口)トークは、スピード感を生むと同時に、平泉征さん演じる愚鈍な感じな臨時総理が、実は昼行灯で、大石内蔵助のようないざと云う時には、有能な指導者を効果的に見せています。
OA機器等が並ぶ委員会設営シーンは、元祖的「踊る大捜査線」が、刑事ドラマ演出に大きな影響を与えています。



◎オール助演キャスト
ノルマンディー上陸を描いた映画「史上最大の作戦」は、個々の見せ場があるオールスター・キャストですが、この映画は、演技派助演(脇役)が驚く程多く出演し、僅かな台詞で余り見せ場がない端役でも出演していて、
カメオ出演と云うより、リアリティーや臨場感をだし、良い仕事をしています。

◎K-19
この映画で、放射能で生死の危険を顧みず、冷却作業に臨む決死隊は、この映画に血を通わすシーンですが、ハリソンフォード主演映画「K-19」での、原子炉冷却作業が、ダブります。
「K-19」では、最初尻込みした隊員が、ヒーローとなるのは、印象的です。


posted by 橙花 薫 at 10:00| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする