2018年01月18日

美の壷・日本の洋食「米文化と西洋料理の融合」

 NHK「美の壷・選〜日本の洋食」は、日本の洋食文化を美味しさの中に巧みに分析していました。
◎洋食
フレンチ、イタリアンでもない、西洋料理、レストランでなく、独自進化を遂げた町の洋食屋の「日本の洋食」は、突き詰めれば、米(御飯)に合う西洋料理と言えます。

◎グレービーボート(ソースポット)
番組に登場した東京神田の「欧風カレーボンディ」の御飯と別にルゥだけ入れてある器アラジンの魔法のような入れ物の呼び名です。
インドカレーでは、余り使用されませんが、番組にドラマ「ダウントンアビー」が出たように、貴族階級のソース入れ物からきています。
大阪駅前第一ビルのステーキ専門店のステーキソースの器もこれです。
スチール(ステンレス)の皿や器は陶器のように割れず耐久性があり、貴族の銀製食器をなぞった洋食屋のシンボルです。

◎御飯を追いかけさせる味
「料理の鉄人」、食通、下鴨茶寮の経営で知られる小山内薫堂さんのお好みハンバーグは、麻布十番「洋食屋ね 大越」でしたが、「御飯を追いかけさせる味」は、文学的な上手い表現です。

◎ナポリタン
横浜のホテルニューグランドが、ナポリタン始め、洋食メニュー発祥として、知られていますが、番組でホテルの味を引き継ぎ、広めたと紹介されたのが横浜の「センターグリル」でした。
皿の裏には刻印があり、創業当事から現役です。

◎エビフライ
番組紹介の同じく神田のフライ物で人気の西洋料理「七條」のエビフライは、真っ直ぐ伸びた盛り付けが、特徴ですが、冷凍物で安く提供し、衣の二度付けなど、工夫を凝らして、洋食の味を表現しています

◎オールスター・お子様ランチ
番組で発祥の店として紹介されたのが、東京・日本橋・三越百貨店の「ランドマーク」
で、当事は、デザートとして金平糖がついていました。
誕生背景には、恐慌など不穏な世相で、家族憩いの場で、せめて子供には、その時だけでも「わろてんか」の精神で誕生したとか。
番組紹介の大阪のお子様ランチは、梅田にある阪急百貨店の「美味旬菜」の「阪急電車ボックス」です。

◎福井ソースカツ丼
福井では、「ソースカツ丼」がお馴染みだそうですが、丼とフライカツを合わせた洋食ですが、最近では、洋食屋よりカツ丼専門店でみる事が、多いようです。
神戸三宮・センターのカツ丼で有名な「カツ丼 吉兵衛」では人気は、醤油出汁のカツ丼ですが、ソースカツ丼もあります。


◎玉子サンド
「ごぶごぶ」でも取り上げられたように「玉子サンド」が人気です。
レストランと喫茶店の中間が洋食屋さんとも言える感じです。
番組を見てると、先日紹介した舞妓の正月縁起物「福玉」の「祇園切通し進々堂」が、芸舞妓の御用達として玉子サンドが紹介されました。
「京舞妓の京都慕情」の元MC芸妓・紗月さん&襟替え(卒業)間近の現役 MC茉利佳さんが登場していました。
「京舞妓」の総集編では、白塗りで見えない、現MC三人の人間味が、伺えます。



posted by 橙花 薫 at 10:00| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする