2017年06月24日

都ものがたり・京都「野々すみ花&父の有機野菜」(京レストランで京野菜&有機野菜を味わう)



朝日新聞に連載されている「都ものがたり」は、京都・奈良など

都の名所・旧跡・名物などと「人との関わり」を描く記事で、

味わい深く、以前には、「都ものがたり・デビッド・ボウイと正伝寺」に

関して書きましたが、最近気になったのは「都ものがたり・京都・

「野々すみ花 錦市場に亡き父の思い」でした。



野々すみ花
元宝塚歌劇団宙組トップ娘役で、現役時代は、ダンス、芝居、歌の
三拍子を兼ね備えた入団5年目でトップ娘役になった実力派で
退団後は、ミュージカル等の舞台作品中心に活躍していました。
私は、2014年NNKドラマ「吉原裏同心」の日本的情感溢れる
薄墨太夫役で、注目していたら、2015年NHK連続テレビ小説



「あさが来た」の粋で色っぽい三味線の師匠・美和役で、
テレビでも大きく注目されました。、
最近では、宝塚歌劇出身者は、ドラマ的には、洋風的キャラで売り出す事が
多いですが野々すみ花さんは、和風キャラで売り出した形ですが、
この記事で、京都府久世郡久御山町出身と言う事を知り、
やはりなァと言う感じでした。



専業農家で有機野菜農業を開始
実家は、専業農家で、3人姉妹の長女である野々すみ花さんが
生まれたのを機に、子供たちに安全な野菜を食べさせたいと
お父さんが有機野菜農業を始めたそうです。



小カブの思い出
野々さんは、学校から帰ると野菜の出荷作業を手伝い、
中でも、寒い時期、井戸水で傷つかないように優しく泥を
落とす作業は、軍手をしてても、手が凍り、そんな仕事を
朝から晩までする父は凄いと思っていたとか。



錦市場・かね松老舗
今でこそ、有機野菜や、京野菜などはブランド化し、ブームと
なっていますが、30年ほど前は、京都でも珍しく、農薬を使わず
野菜が作れる訳がないと、笑われたそうで菅、次第に野菜が評判を
呼び、京都の台所と言われる錦市場にある創業明治15年の八百屋
「かね松老舗(ろうほ)」4代目で、当時、有機野菜は安全だが、



必ずしも美味しくない思っていた上田欣司さんに迄、噂が届き、
野々さんの父に半信半疑で会いに行き
「今だにあれを超える味に出会ったことがない」と言わしめる
黒枝豆に出会い、以後、かね松に野々さんの父の野菜が置かれ
その父親の喜ぶ姿が瞼に焼き付いてるそうです。



父さんの夢・娘の夢
野々さんの父は、母と結婚する前から娘を宝塚歌劇に入れる事が
夢だったそうですが、面白いのが、そんな夢を持ちながらも
「週に何回も習い事をする必要はないと言って、素質で
勝負しろ」と言っていたそうで、野々さんは、高校1年修了時に
宝塚音楽学校を受験し一発合格で、農作業を手伝いながら
父と話していた父の夢が叶いました。



実は、小学校低学年の時にたまたまテレビで見た宝塚歌劇に大感激し、
トップ娘役の花總まりさんが大きな羽根を背負って大階段から
下りてきて手を開く姿を目にした瞬間に
「私はここに行く」と決めた野々さんの夢でもありました。



受け継がれる父の想い
野々さんの父は、子供達だけでなく、「みんなに美味しい野菜を
食べてもらいたい」と良く話していたそうで、お父さんは、
残念ながら、55歳の若さで、癌で亡くなられましたが、
お父さんには、多くの弟子がいて、かね松には、その弟子達の野菜が
並び、父の想いが受け継がれています。



芸名の由来
「野に咲く花のように、雨が降っても風が吹いても、地面に根を張って、
小さくてもいいからやさしい花に見えるように」と家族で相談して
つけたそうで、雨が降っても風が吹いても、虫とり、草取り
など、地道にこつこつと、野菜作りに励んだ野々さんの父の
生き方や想いが反映されているようにも思えます。



京野菜の伝統と革新
京都は、伝統を守り続けているだけに思えますが、実は
伝統を継承しながらも、その時代に応じた変化(革新)を
取り入れてきたために、長らく伝統が消えずに続いています。
京野菜は、一時は存亡の危機にありましたが、野々さんの父
だけでなく、多くの農家の人達が、復活させたり、様々な
技術を取り入れ、今の時代に合う京野菜作りに励み、
ヘルシー志向の風潮もあり、ブランド野菜の地位を得ています。



京レストランで京(有機)野菜を楽しむ


epice

epice(出町柳)
「多彩な味覚を少しずつたくさん」をコンセプトに、
契約農家から仕入れる有機野菜をメインに、自然素材が持つ
力強い旨みを活かし、朝採れの野菜、土が付いたままの根菜など、
自然が育んだ味は、甘みと栄養が高く、デザートにも用いるほど。


京料理 立神
お土産付き 京都に因んだ 湯葉と有機野菜の
会席料理 全9品


京料理 立神
湯葉と有機野菜の会席料理(全9品)に、ちりめん山椒の
お土産付きのコースで、汲み上げ湯葉や豆乳仕立てのお吸い物、
生麩田楽、締めは浅漬けのお寿司で、夏季は自家製汲み豆腐、
冬季は湯豆腐が食べられます。


リストランテ オラエ 祇園
【乾杯のドリンク付】前菜、魚&肉料理、ドルチェなど全6品!
新鮮な京野菜を中心としたお料理〜Ricco〜


リストランテ オラエ 祇園 (祗園)
畑の伝道師としても有名なイートウォーク代表・渡邉明氏を総監修に迎え、
契約農家から仕入れたその日採れたての新鮮な食材を使用しています。
自慢の「バーニャカウダ」をはじめ、旬の食材をふんだんに使用した
前菜など野菜を楽しめます。


旬味旬彩 太一
【京野菜会席】ランチコース 
京のお野菜尽くしの全10品


旬味旬彩 太一(烏丸)
1階のテーブル席からは、箱庭を眺めながらの食事を
楽しめ、京のお野菜尽くしの全10品の野菜メインの
会席プランがあります。


イル・ギオットーネ 京都店

イル・ギオットーネ 京都店(祗園)
都の街並みに溶け込む瓦屋根の外観を始めとし、店内は
庭の緑が空間全体を優しく包み込む大人の空間で、みずみずしい
京野菜とイタリアンのコラボさせた先駆的なお店です。


サンタ・マリア・ノヴェッラ・
ティサネリーア京都 京町家のリストランテで
楽しむ京野菜イタリアン6品


サンタ・マリア・ノヴェッラ・
     ティサネリーア京都
(烏丸)
フィレンツェの老舗ブランドと京都の出会いから生まれた、
京町家リストランテで、25種類の野菜のハーブサラダ など、
地味豊かな京野菜。そして、古都の感性に磨かれた伝統の食材と
上手く融和したイタリアンが味わえます。






posted by 橙花 薫 at 00:00| トレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする