2017年06月13日

BS日テレ「船越英一郎 京都の極み・初夏の2時間SP」



6月11日放送・BS日テレ「船越英一郎 京都の極み・初夏の2時間SP」は、

若村麻由美さんをゲストに迎え、新緑をテーマに、この季節の美味と

この時期ならではの風情を伝える2時間でした。



若村麻由美
先日のNHKスペシャル「祇園 女たちの物語〜お茶屋・
8代目女将(おかみ)〜」のナレーションが印象的でしたが、
船越英一郎さんとは、出会ってから30年で、共演もし
以前のゲストの田畑智子さんなど、役者同士で、気心が
知れているためか、いつもとは違った雰囲気の番組が楽しめます。
田畑智子さんは、祇園の享保年間創業老舗料亭「鳥居本」の



娘で、京都生まれの京都育ちと言う事で、京都通でしたが、
若村麻由美さんも、京都が舞台の人気シリーズ・ドラマ「科捜研の女」
のレギュラーを長らく務めたり、時代劇などで、京都での撮影生活が
長く、京都通で、ドラマや舞台では凛とした、しっかり者の役処が
多い方ですが、甘味処で、栗と白玉を間違える天然ボケは、必見です。



東福寺・青モミジ
船越英一郎さんと若村麻由美さんがミステリー仕立てで
待ち合わせたのが、紅葉の名所で知られる東福寺の通天橋でした。
実は、初夏のみずみずしい「青もみじ」もまた格別なお寺です。
紅葉は、その鮮やかさから、外国人にも理解し易いですが、
「青もみじ」と言う言葉は、表面上の紅葉してないもみじと言う



意味だけでなく、青々とした新緑にも魅力を見い出し、又、癒される
日本人の感受性の高さを物語る言葉でもあります。
東福寺は、緑に染まった境内は約60,000坪で、その中に浮かぶ
通天橋を臥雲橋から眺めるという大スケールの青もみじ体験が
待つ寺院で、又、重森三玲の東福寺本坊庭園も見応えがあります。


嵯峨野トロッコ列車

番組紹介の新緑景色

京都嵯峨野トロッコ列車
嵯峨〜亀岡まで7.3Kmの道のりを約25分間かけて走る
トロッコ列車と言えば、紅葉景色ですが、保津峡の新緑も
魅力的で、特に、この時期の肌に感じる風は心地よいです。


花しょうぶのころに 平安神宮神苑

平安神宮 
意外と参拝に行っても気付かない人が多いのですが、
社殿を取り囲むように東・中・西・南の四つの庭からなり
明治の有名な造園家7代目小川治兵衛らの手による総面積
約10,000坪の広大な池泉回遊式庭園である「平安神宮神苑」があり
昭和50年に国の名勝に指定されています。
春の紅しだれ桜、初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と
四季折々に風光明媚な趣を見せ、この時期は、200種 2000株の
花菖蒲が見事です。


三室戸寺

三室戸寺
「ぶらぶら美術・博物館スペシャル 初夏の京都へ」でも
紹介されていましたが、宇治の花の寺と知られ、
「鎌倉の紫陽花(あじさい)寺・長谷寺」は
約2500株のアジサイが咲き誇りますが、三室戸寺は、
5000坪に敷地に、10000万株のアジサイが咲き誇る姿は
圧巻と言う他なく、最近では「ハートアジサイ」でも話題となっています。


東華菜館本店

東華菜館 本館
1日目のランチをした場所で、田畑さんの回では、この店にも近い
広東料理・平安(東山区八坂新地冨永町)を船越さんに紹介しましたが
今回は、北京料理の東華菜館を船越さんが紹介しました。
この店の建物は、1926年竣工ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計で、
登録有形文化財で、日本最古エレベーターが今も現役で活躍しています。
この店は、四条大橋のたもとにあり、同じく、うなぎの「先斗町 いづもや」
建物が国登録文化財に指定の老舗洋食レストランで、「レストラン菊水」、
「京都南座」と共に、四条大橋のランドマーク的な存在です。


ぎおん徳屋

ぎおん徳屋
食後のデザートとして若村さんおススメ甘味処で
芸妓さんや舞妓さんが行きかう祇園の花見小路にあり、
「本わらび餅」やかき氷などが、有名です。
此処で、「宇治金時のかき氷」を食べてた時に、
「白玉を栗と間違える」事件が起こりました。


葵祭

葵祭(5月15日)
葵祭は、祇園祭(7月)時代祭(10月)と共に京都三大祭のひとつで、
わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られ、古典行列は
平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢500名以上の
風雅な行列が下鴨神社を経て、約8q先の上賀茂神社へ向かいます。


流鏑馬神事

祇園祭は、数々の神事・祭りの総称で、そのメインが、「山鉾巡行」ですが
葵祭も、さまざまな前儀(5月3日流鏑馬神事・5月12日御蔭祭・御阿礼神事)が
行われるが、中でも、糺の森(ただすのもり)ので行われる
流鏑馬神事(やぶさめしんじ)が有名です。
又、庶民の祭りである祇園祭に対して、賀茂氏と朝廷の行事として
行っていた経緯があり貴族の祭と言えます。



斎王代
伊勢神宮の斎王は、浅見光彦シリーズ「斎王の葬列」などでも
語られていますが、斎王とは、伊勢神宮又は賀茂神社に巫女として
奉仕した未婚の内親王(皇女)の事を意味しています。
嵯峨天皇は、伊勢神宮の斎王にならって、賀茂の社にも斎王を置き
鎌倉時代の始めまで、約400年にわたって賀茂の斎王は続き、その後は
途絶えていましたが、 斎王に代わるものとして「斎王代」で、
1956年(昭和31)年になって、斎王代が登場し現在の葵祭の主役となっています。



歴代の斎王代
番組で紹介された富田 紗代さんで、第62代目の斎王代となります。
歴代の斎王代も、京漆器の老舗「象彦」、京菓子「老松」、和装小売「ゑり善」
六波羅蜜寺住職、裏千家の千宗室家元、料亭「菊乃井」などの娘さんなどが



務め、京都ゆかりの寺社、文化人、実業家などの未婚女性が、選ばれます。
京都の歴史ある葵祭の主役となるだけに、大変名誉な事ですが、下世話な
話ですがあ、貴族の祭りらしく、はっきりした金額は解りませんが、
斎王代に選ばれた家ではかなりの出費が発生し、裕福でないと負担出来ず、
御令嬢が選ばれます。


下鴨茶寮
【個室確約】大切な日におすすめ!特別懐石プラン〜寿膳〜!
下鴨茶寮で過ごす贅沢なディナータイム


下鴨茶寮
1日目の夕食をした場所は、船越さんおススメで、
世界遺産・下鴨神社のそば、賀茂川と高野川が合流する場所にある
創業安政三年(1856年)で、下鴨神社の包丁人を、平安時代から
務めてきた佐治家が創業した「下鴨茶寮」でした。
番組では、鱧の白焼きとかば焼きで源平に見立てた
「鱧の源平焼き釜炊き御飯」などの「懐石 寿膳」を楽しみました。



詩仙堂・丈山寺
2日目の最初は、詩仙堂で、普通なら生憎の雨となりますが、
新緑がテーマなだけに、詩仙堂の庭園の緑が瑞々しくなり
雨が新緑に映え、見事でした。
名前の由来は、狩野探幽によって描かれた中国の詩家36人の
肖像を掲げた「詩仙の間」によるもので、正式には
は凹凸窠 (おうとつか)と言い、凹凸窠とはでこぼこの土地に
建てられた住居の意味で、建物や庭園は山の斜面に沿って作られ
「ブラタモリ・京都・嵐山」の天龍寺と同様、京都には
その地形を巧みに生かした庭園が多いですね。



京みやげ・白竹堂 本店 (京扇子)
創業享保三年(1718年)の京都老舗扇子専門店で、
伝統的な扇子に加え、自分の好きな「オリジナル扇子」なども
作れますが、番組で紹介されたのは「日常の世界にウルトラな男を
創りだす」をコンセプトに誕生したブランド「A MAN of ULTRA」と
白竹堂のコラボレーション扇子です。



素材は竹のみで、扇面にウルトラセブン、バルタン星人、ダダの
3種類のキャラクターをそれぞれ透かし彫りで表現した竹扇子
「ウルトラレリーフファン(全3種類)」と、仲骨にミラーの
ようなニッケルカットアートでアイスラッガーをデザインした
生地扇子「ウルトラメタルファン(全2種類)」の合計で5種類が
あり、現代的に、粋に、デザインされ、アイスラッガーをデザイン
したのを、船越さんが気に入り、若村さんがプレゼントしました。


大徳寺

蕎麦の店・五(いつつ)
2日目のランチは、大徳寺の前にある有名和食店の
和久傳が出店し、若村さんが行きたいと思っていたお店で
「蕎麦の店・五(いつつ)」でした。
実は、若村さんは、幼い頃ホームステイ先で食べた手打ち蕎麦に
感動し、高校時代に真剣に蕎麦屋巡りをし、女優になっていなかった
ら、蕎麦屋になりたかった程の蕎麦好きだそうです。



上賀茂神社
上賀茂神社(賀茂別雷神社)は、下鴨神社(賀茂御祖神社)と
共に、賀茂氏の氏神を祀る神社で、葵祭(賀茂祭)などは
賀茂神社両社共同で実施されます。



唯一現存の社家町
上賀茂神社の周辺に広がる一角は、(神職を世襲してきた家系の事で
先祖代々神主を務めていた)社家が、まとまった町として残っているは
全国でもここだけで、上賀茂の社家町は明神川沿いに土塀を巡らせ、
石橋を渡って門を入り、明神川の水は各家々に引き込まれており、
神官たちはその水で「みそぎ」を行っていました。
明治維新以後は、神職の世襲制が廃止され、社家のほとんどの方々は
職を離れ、今は数名の方が神主をされています。



花しま
2日目の夕食は、木屋町の割烹「やました」を長らく務めた
花島さんが、独立開業した開店した割烹「花しま」で、
若村さんは、「やました」時代からの常連で、この時期に
食べたくなるのが、「花山椒鍋」で、船越さんもその旬な
鍋料理に舌鼓をうっていました。

京都の割烹


割烹 濱喜久

割烹 濱喜久


Kappo Bar 土井

Kappo Bar 土井


わかしろ

わかしろ


祇園新橋 中谷

祇園新橋 中谷


京料理 くりた

京料理 くりた

何度でも行きたくなる街、京都


posted by 橙花 薫 at 00:00| トレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする