2017年06月09日

次世代に向けた高級ホテル化の波(インバウンド&ハイクオリティー&ご褒美化)



インバウンドやオリンピックを控え、ホテル建設が目立っていますが

次世代に向けた高級ホテル化の波と言うようなモノが押し寄せています。

それには、幾つかの理由があるようです。



インバウンド
最大の理由は、やはり訪日外国人観光客の著しい増加で、
それも、従来は、東京・京都などピンポイント的でしたが
外国人の温泉人気・クールジャパンなどで地方への拡散化が
進んでいて、高級外資がリゾートとして、箱根、日光、北海道、
沖縄などに注目し、拠点を拡げています。



価格帯の引き上げ理由&宿泊特化
リーマンショックや、訪日外国人観光客に限ると
東日本大震災で、ホテル業界全体的に、需要供給バランスで
価格帯が大きく引き下がりましたが、活況と言える今、
以前の価格帯水準に戻りつつあり、ここで、一気に
価格帯(利益)水準を引き上げたいところですが、それなりの
理由が必要であり、既存ホテルは、リニューアルなどで
行わざるをえませんが、新ホテルは、既存ホテルに比し、
縛られる価格帯がないので、価格設定がし易い側面があります。
又、以前は、高級ホテルは宴会収入が大きかったですが、
宿泊特化傾向でそれが減り、宿泊料に転嫁する必要があります。



二極化の相互作用
ビジネスホテルでは、高価格帯と低(格安)価格帯の二極化が
進み、高価格帯のビジネスホテルと、ミドルクラスと差が
無くなり、差別化の為に、従来のミドルクラスより
高価格帯のミドルクラスのホテルが登場、ここでも
二極化が進み、ハイクラスでも連鎖反応的に同様な
現象が起こっています。



個人の二極化(使い分け)
一般航空会社と、定着化したLCC(格安航空会社)と言う
航空会社の二極化は、利用する個人内の二極化、言い換えれば
飛行機の使い分けが進んでますが、旅行に関連する
ホテル業界も同じ様な傾向が現れ始めています。
ビジネスや普段使い(価格・節約優先)の利用では、格安ホテル
ですが、記念日などここぞと言う時は、非日常感を味わえる
ラグジュアリーホテル、又、バレンタインでも自分への
ご褒美チョコ的な、ご褒美ホテル的利用も増えていて、
高級ホテルの需要は、見逃せないモノがあります。



京阪神の高級ホテル
ザ・リッツカールトン大阪、セントレジスホテル大阪
インターコンチネンタルホテル大阪、ウェスティンホテル大阪など
マリオット都ホテル大阪など高級外資ホテルは、あるのですが、
東京に比べ、その数は少ない感じがします。
一つには、京都が、ザ・リッツ・カールトン京都、スターウッド系
の翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都、フォーシーズンズ
ホテル京都と次々開業し、2019年には名門料亭「京大和」の敷地の一部に、


コンラッド大阪

日本で2ホテル目となる「パークハイアット京都」のオープンを予定し、
高級外資の進出が活発で、京都・神戸、奈良・大阪は、アクセスが良く、
ホテルをハブ化して、日帰りで出向く事が可能で、観光中心なら京都、
ビジネス中心なら大阪で役割分担しているような状況がありました。
そして、6月9日のヒルトンの最高級ブランドで西日本初進出となる
高級ホテル「コンラッド大阪」の開業は、注目されます。


名古屋マリオットアソシアホテル

奈良
京都と並び、国際的観光都市である奈良ですが、有力な観光資源を
持ちながら、全国でも、ホテルが少ない県であり、日帰りと宿泊では
経済効果が大きく違い、特にインバウンドで大きな集客力を
持つ、高級外資ホテルは皆無で、外国人にホテルをハブ化して
貰い、宿泊での経済効果を享受することが余り期待できなかったのです。



進出計画は何度ありましたが、頓挫し、そして、「JWマリオットホテル奈良」
が、2020年春の開業を目指し、始動しています。
又、これを手掛けるのは、不動産大手、森トラストですが、
奈良県は、奈良公園西の日本庭園「吉城園」周辺の宿泊施設整備事業の
優先交渉権者を森トラストに決めたと発表し、高級外資ホテルとなる
可能性が高くなっています。


パーク ハイアット 東京

★地方高級ホテルで注目・
    ハイアットセントリック
ハイアットセントリックは,ハイアットのパークハイアット,
グランドハイアット,ハイアットリージェンシーなどに続く位置で,
2015年に誕生した日本初進出となるハイアットの最新ライフ
スタイルブランドホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」を、
2018年初頭に開業することを発表していますが、2020年6月には、
金沢に2軒のホテルの同時開業も続けて発表しています。



そのうち1軒は、「ハイアット セントリック」で、もう一軒は、
日本初上陸となる長期滞在型ホテルブランド「ハイアット ハウス」で
客室は平均40uを確保して居住性を重視しています。
この「ハイアットセントリック」は、他にも鹿児島、広島、神戸と
地方都市で、開業することを検討していて、地方高級ホテルとして
注目されるブランドになりそうです。


ホテル ラ・スイート
神戸ハーバーランド


京阪神では、神戸オリエンタルホテル、ホテル ラ・スイート神戸
ハーバーランド、ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、
神戸ポートピアホテル、神戸メリケンパークホテル など、
国内系高級ホテルが強い神戸地域でも、脅威となりそうな
高級外資ブランドです。



森トラスト
国内に高級外資ホテル誘致で実績があり、森トラスト
の事業計画を見ると、高級外資のターゲットや状況が
推測出来ると言ってもおかしくない状況です。


アンダーズ 東京( 虎ノ門ヒルズ)

◎ 「東京ワールドゲート」
「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」計画のホテルは31階から
上層の約200室を予定し、国際拠点としてふさわしいインターナショナル
ブランドのホテル誘致を目指し、ホテルには、サービスアパートメントの
併設も予定しています。


札幌ビューホテル大通公園

◎ (仮称)札幌大通公園計画
大通公園に面した優れた立地特性と、約2,700uの敷地を活かし、
世界的な集客力のある外資系ホテルを核とした大型複合開発の
検討を進めています。


ホテルモントレ銀座 (銀座二丁目)

 ◎ (仮称)銀座二丁目ホテル計画
マロニエ通りに面した敷地に日本未進出のインターナショナルブランドの
ラグジュアリーホテルを誘致する考えです。


強羅 月の泉 (中強羅駅徒歩約5分)

◎ (仮称)箱根中強羅計画
箱根登山ケーブルカー「中強羅駅」徒歩3分の交通利便性に加え、
2種の泉質の温泉など恵まれた環境を備えたエリア有数の1万u超の
敷地に、各部屋露天風呂付きの高級宿泊施設を建設し、インター
ナショナルブランドの誘致も視野に入れた検討を進めています。


白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館
(白馬村八方和田野の森)


 (仮称)白馬咲花計画
白馬エリアは、パウダースノーの良質な雪質を持つことで世界的に
知られる国内屈指のスキーリゾートで、外国人にも人気の高い
和田野地区に位置し、この立地特性を活かした国際基準のサービスを
提供するラグジュアリーホテルの開業を目指しています。


瀬底山水(本部町瀬底)

◎ (仮称)沖縄瀬底プロジェクト
本部半島から瀬底大橋でつながる瀬底島の西端に位置し、全長約800mの
瀬底ビーチに面する、ホテル用地としては沖縄県内でも稀少な約10万坪の
敷地に、インターナショナルなサービスを提供する滞在型リゾートホテルを
開業することを目指しています。


紺碧ザ・ヴィラオールスイート
(伊良部島 )


◎ (仮称)沖縄伊良部島計画
宮古諸島の一つである伊良部島の、白い砂浜と透明度の海が人気の
「渡口の浜」至近の海岸沿いに、長期滞在志向の国際基準のサービスを
提供するラグジュアリーホテルの開業を目指しています。


ホテルアソシア高山リゾート
( JR高山駅から車で8分)


◎ (仮称)飛騨高山計画
ドラゴンルートで注目の飛騨高山のJR高山駅に近接した、飛騨高山の
中心エリアに位置する約4,700uと、併せて取得した温泉権を活用し、
エリア初の外資系ラグジュアリーホテルの開業を目指しています 。


軽井沢浅間プリンスホテル(軽井沢町発地南軽井沢 )

 (仮称)軽井沢塩沢計画
国内有数の避暑地である軽井沢エリアの中でも南軽井沢塩沢湖
にほど近く、豊富な湯量の自家源泉を備えてた約21,300uの敷地に
加え、森トラストグループは、軽井沢エリアにおいて、この計画地を
含め15万u超の土地を保有し、たホテルやコンドミニアムなど、
オールシーズン型で長期滞在にも適した施設を検討しています。



北海道
長野と北海道は、冬のパウダースノウで、外国人スキーヤー
で注目の地であり、それに北海道は、映画で北海道がロケ地となった
タイを筆頭に雪がない東南アジアなどの憧れの地となっています。



キロロリゾートが、「マウンテンホテル」は「シェラトン北海道
キロロリゾート」になり、「ホテルピアノ」は「キロロ・トリビュート・
ポートフォリオ・ホテル北海道」リブランドは象徴的な出来事で、
高級外資が注目しています。



◎パーク ハイアット ニセコ HANAZONO(2019年開業予定)
◎ザ・リッツ・カールトン・北海道ニセコ地区(2020年開業予定)


博多駅徒歩7分・
WITH THE STYLE FUKUOKA
(ウィズ ザ スタイル 福岡)

博多
日本一混む空の玄関、「福岡国際空港」と知られ、各種国際会議や
2019年ラグビーワールドカップ(W杯)が控える中
インバウンドでも、注目が集まっています。
博多駅筑紫口駅前にあった博多都ホテルが老朽化の為に建て替えし


ホテル日航福岡 (博多駅前)

より高級化したホテルを2019年に開業予定しています。
福岡・天神地区の西鉄グランドホテルも老朽化の為
建て替えの検討し、又、福岡市も高級ホテルを建設する際、
容積率を緩和するなどして、高級ホテル誘致を進め、
天神と博多地区を中心に検討されている物件があるようです。




posted by 橙花 薫 at 01:05| トレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする