2015年02月28日

第38回日本アカデミー賞ミーハー的異聞

【モンスターハンター・ザ・リアル】2015年1月23日〜5月10日開催

27日に日本映画界の祭典、第38回日本アカデミー賞の授賞式が、行われました。

2014年では450本もの映画が日本では作られたようで、その中の優秀賞なので、

何れ劣らぬ作品で、私に興味は最優秀賞より、出演俳優たちのコメントが

より興味があり、ミーハー的に日本アカデミー賞を振り返ってみました。



画期的アカデミー賞への出演

ジャニーズ事務所は、人気グループを多く抱えるため、

国内の賞レースでは、身内のランク付けを避けるため、不参加の方針があり

アカデミー賞でも「武士の一分」で木村拓哉さんは主演男優賞を辞退しています。



今回は事務所コメント「岡田はこれまで弊社最多の20本の映画に出させていただいており、

映画に育てていただいた俳優といっても過言ではございません。

当日(2月27日)の調整もつきましたので、受賞させていただきます」など

岡田准一さんが受賞を受け入れたのは、異例です。



アイドル・スタンス

ジャニーズ事務所の基本はアイドル・スタンスで、

歌・エンタテイメントが主軸であり、歌以外での文芸・アートなどでの

イメージが大きくなると、その基盤が崩れかねません。

とは言え、その分野で実績や活躍が顕著である場合には

事務所内部的に、認めていこうという方向性が有るように思えます。



木村拓哉さんもドラマでは大きな実績がありますが、映画本数は芸歴に比すると

驚く程少なく、堂本光一さんは、「Endless SHOCK」で

第33回「菊田一夫演劇大賞」を受賞していますが、もはや自他ともに認める

堂本光一さんのライフワーク的存在です。



又、ジャニーズで演劇先攻とも言える生田斗真さんなども、アカデミー賞受賞が

あれば、参加の可能性が多いにあると思います。

実力・作品・運が必須と言う受賞の難しさは、勿論ですが、

岡田准一さんの場合は事務所内部的にも認められると言う要件があり、



岡田さんのコメント「・・・映画人として認めていただけるきっかけになった」や

V6の井ノ原さんの「岡田がこの場所に立てることを誇りに思う」のメールは

それを象徴するかのような意味深い言葉です。



最優秀主演男優賞&
        助演男優賞のダブル受賞


アメリカ・日本のアカデミー賞は、「作品の勢い」と言う勝利の女神がいるので

岡田さんの主演男優賞は、「永遠の0」の勢いと役柄の王道演技で、

ある程度、下馬評でも高かったと思いますが、



助演男優賞の「蜩ノ記」は、内面の変化を要求される演技で

岡田准一さんの演技の実力を示した形です。

これは「軍師官兵衛」の清廉な若武者から、投獄後のクールな軍師への

変貌でも表れていました。



宮沢りえ

宮沢りえさんが「紙の月」で最優秀主演女優賞を受賞し

同作品では、日本人女優では11年ぶりの快挙となる

第27回東京国際映画祭・最優秀女優賞を受賞しています。



天海祐希さん主演舞台「おのれナポレオン」での完璧代役演技など

舞台での活躍は凄まじいとも言える活躍です。

初代リハウスガールが、ここ迄の活躍を予想した人は少ないでしょう。



そして、紆余曲折・挫折・バッシングの後に2003年「たそがれ清兵衛」で

日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞で復活。

私は、同じハーフ女優である沢尻エリカさんも「たそがれ清兵衛」の

ような作品に出合えさえすれば、似たような経緯を辿る気がします。



アカデミー常連

常連と言えば、役所広司さんは、「Shall we ダンス?」、「うなぎ」などで

最優秀賞を受賞していますが、第14の日本アカデミー賞「オーロラの下で」以降

16回優秀賞を受賞していることです。



日本映画界への貢献度合いから言えば、最優秀賞云々と言うより

アカデミー殿堂入り俳優と言う感じです。

役所さんが、重厚役の常連なら、中井貴一さんは、変わらぬ清廉演技の常連です。

阿部寛さんが「新参者」として、常連入りしそうです。



節目作品

意外にも佐々木蔵之介さんが、「超高速!参勤交代」で初優秀賞とか

アクション・スペクタクル俳優の第一人者・伊藤英明さんが



「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」のコミカル演技での

優秀賞、池脇千鶴さんの「そこのみにて光輝く」で新人賞総嘗め状態から



30代の新たな始動を感じさせる受賞と俳優さんの節目となるそうな作品が

多かったのが、今回の特徴。

「八月の蝉」で、大きく「大人女優」を印象付けた井上真央さん



このところ、セクシー系に変身した石原さとみさんに、

映画で一皮むけた「大人女優」への期待がかかりそうです。



別格

「ふしぎな岬の物語」で、プロデューサーの才能を見せた吉永小百合さん、

亡き高倉健さんとともに任侠路線を支えた富司純子さんなど



相次ぐ名優・盟友の他界の中で、健在ぶりを示すだけで嬉しくなる

別格的存在です。



逸材若手女優

ベテランに続く30代中堅女優、竹内結子さん、池脇千鶴さんが

健闘してるとは言え、10代後半から20代の女優に



時代を背負う多くの逸材が揃っているようです。

外国賞を受賞したからでしょうか、黒木華さん、二階堂ふみさんなど

風格が漂っています。



チケットぴあ




posted by 橙花 薫 at 21:43| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする