2016年12月10日

「べっぴんさん」的な上品な上質を考えさせる話題



芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」が

「第10週 商いの聖地へ」の7日の放送で関東地区において、

自己最高平均視聴率22.1%を記録したニュースがありました。



ドラマ的に面白い週

子供服メーカー・ファミリアがモデルである「べっぴんさん」で
「第9週 チャンス到来!」辺りから、キアリス(ファミリア)が
大急百貨店(阪急百貨店)への出店エピソードで、ビジネスドラマ、
又、ファミリアの商品ポリシーと言える「上品な上質」が描かれ
そこに、女性陣の活躍に対して「男会」のボヤキのエッセンスが
効いていてドラマ的に、面白い週で、視聴率がそれを物語っています。



上品な上質

ドラマでは、工程を削れと言ったり、キアリスのタグを付けず
大急のタグを付ける事を指示する百貨店担当者に、それでは
キアリスでなくなると主張するシーンや、買い取りで売れ残りが
廃棄処分される姿を見て悲しむシーンなど、衿や袖、縫い目は
もちろんのこと、生地や糸にまで こだわることで、創業から
変わらず、高品質の製品を子どもたちに届けてい姿勢、
ファミリアがずっと大切にしてきた ママの視点にこだわった
本当に「良い」物作りが、「上品な上質」で、ファミリアの
商品ポリシーとなっています。



■ 「べっぴんさん」的な上品な上質を
    考えさせる話題




日テレ「ものまねグランプリ」
   「コロッケの五木ロボットを完コピ」

12月6日放送「ものまねグランプリ」の優勝者である
青木隆治さんの決勝ネタは、「コロッケの持ちネタ
五木ロボットを完コピ」でした。
コロッケさんも「オリジナル要素もあってよかった」と
絶賛し、観客も笑いを超え、驚愕と言った感じのモノマネでした。
青木さんは「このネタをやっていいと言ってくれた
コロッケさんに感謝したい」とコメントしたように
憧れの先輩のネタにどうにか挑戦出来るような段階と判断し



コロッケさんに事前に了承を求めて、快諾されただけに、
気迫が半端無かった感じで、又、了承したコロッケさんの
懐の深さに何とか応えたいと言う気持ちで臨み、
決勝では、コロッケさんを破って優勝を飾りました。
周囲は、その雰囲気や師弟関係的なつながりに涙する人も多く、
特に、同じ芸人として感じ入ったモノがあったのででしょう、
審査委員の渡辺正行さんは、涙でコメント出来ない状況でした。



関ジャム 完全燃SHOW
     【久保田利伸が教えるR&B講座】


久保田利伸さんの説明で、「R&B」と言うモノが良く解り、
音楽的に非常に面白い番組でしたが、その中で
パクリとオマージュについて語っていたのも興味深く
「五木ロボットを完コピ」は、上品な上質の
オマージュと言えるでしょう。



日本カーオブザイヤー2016−2017のイヤーカー
     スバルのインプレッサ

スバルが日本カーオブザイヤーでイヤーカーを受賞するのは
2003−2004の「レガシィ」以来、実に13年ぶり2度目のことで
増して、今回、「インプレッサ」は、親会社の看板モデルである
トヨタ・プリウスを51票差で抑えて競り勝った快挙です。



マツダが昨年「ロードスター」、一昨年「デミオ」でイヤーカーを獲得し、
合わせて2年連続の受賞、そして、今回のスバルの受賞で、
トヨタや日産、ホンダといった3大メーカーに比べると規模は
小さいけど最新テクノロジーを駆使し、個性的なモノ造り車種を
送り出しているブランドで。



スバル・グローバル・
        プラットフォーム(SGP)


プラットフォームとは、複数の自動車車種によって、使用される
基本的な車台のことで「インプレッサ」は、今後XVやフォレスター、
レガシィといったモデルが世に送り出されて行く世代のスバルの
商品群のトップバッターで、スバル・グローバル・プラット
フォーム(=SGP)と呼ばれ、超重要モデルであり、トヨタの傘の下に
位置し、軽自動車メーカーと言えなくなり、自社で生産する乗用車で
最もコンパクトなモデルは「インプレッサ」ということになり
その受賞価値は、大きいモノがあります。



安全の標準装備

スバルは「アイサイト」と呼ばれる運転支援技術を他者に先駆けて展開し、
「安全」を主力におき、他がまだ着手していない部分で商品性を高め
CMで用いたられた「ぶつからないクルマ?」というコピーは世の中に
広く浸透し、運転支援技術=アイサイトと言う位にそのイメージを
広めていますが、 「インプレッサ」では、運転支援システムの
アイサイトと国産車初の歩行者保護エアバッグを標準装備しています。
勿論、他社も同様なシステムがありますが、高級車と呼ばれるような
車種でも、オプションが多く、この点も注目されます。



新型インプレッサのグレード構成は4ドアセダンのG4と
5ドアハッチバックのSPORTの2タイプのボディーとなっています。
スペックだけを見た経営陣からスポーツカーを作るつもりなのかと
問われた時、開発者は「運転しやすく、乗って楽しい、
そして安全というクルマを目指すためには、これまでの常識を
くつがえす基本設計が必要だった」と話し、異論を唱えていた経営陣も、
開発中の車両に乗って納得したそエピソードは、スポーツカーの
ドライバーテクニックを楽しむと言うより、安全面でも必要と言う
発想で、「上品な上質」なセダンとハッチバックと言う感じです。



土屋鞄製造所・大人のランドセル
  中川満株式会社(針箱屋)・裁縫かばん


12月7日深夜放送のMBS「〜オトナ度ちょい増しTV〜おとな会」は
「おとななら鞄を上手に使い分けよう」で、その中で紹介されたのが
土屋鞄製造所・大人のランドセルと中川満株式会社(針箱屋)・
裁縫かばんでした。



大人のランドセル

土屋鞄製造所は、1965年に職人ふたりの小さなランドセル工房
から始まり、職人の丁寧な手仕事による、ランドセルや革鞄を
手掛ける鞄メーカーで、創業50周年の節目を記念し、新たな試みと
して開発された「大人ランドセル」は、2015年11月に発売され、
即日完売となった人気商品で、プロトタイプは、小学生のような



丸みのあるランドセルが、試行錯誤で、四角い感じになり
大人も使えるランドセルになった過程が興味深いです。
変わらぬ職人的質実剛健さを残したモノ作りながらも、数年前から
若い職人を採用し、会議室にも使える食堂やスタジオ撮影
にも使える洗練された会議室など、若い感性や合理性を
併せ持つ事により、上品な上質な「大人のランドセル」が
誕生したようです。



裁縫かばん

コウノトリの郷として知られる兵庫県豊岡市は、日本でも有数の
鞄(かばん)の生産地で、もともと湿地帯に自生する
コリヤナギ(行李柳)を編んだ杞柳(きりゅう)製品の
発祥地であったことから、それらの技術がもととなり、
昭和40年代ごろにバスケット形お裁縫箱の一大ブームを起こし
ましたが、全国で唯一作り続けていた職人さんは、



佐藤商店の87才の佐藤昭治さん一人となっています。
良心的なやり方で、限定数のみ受注生産し続けてきた佐藤さんでしたが、
80歳を過ぎたころ、製造元として材料や荷具の調達を続けることが
困難になり、、昭和46年創業のころから佐藤さんとお付き合いが
あった地元の鞄メーカー中川満株式会社がバスケット形お裁縫箱の
技術を絶やしたくないと、佐藤昭治さんの指導で受け継がれれています。
絶えていく伝統技術が多い中、幸いにも「上品な上質」が若い人達に
よって伝承されようとしています。





posted by 橙花 薫 at 22:32| トレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする