2017年03月25日

京都の夏の風物詩「鴨川・納涼床の床開き」



夏には、海開き、山開き、プール開きの行事が全国各地で

行われますが、京都の鴨川では、毎年5月1日に

「床開き」が行われ、夏を告げる「風物詩」となっています。


FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT

床開き
京都の夏の風物詩である「納涼床」は、主に京都鴨川、
貴船、高雄地区で行われますが、京都鴨川では毎年恒例として
5月1日から開始され、概ね9月末頃まで実施されます。
(期間は、年や店により異なる場合があります)
「納涼床」が開始される事を「床開き」と言い、
テレビ・ニュースの映像でよく流れます。



貴船
概ね5月1日から9月末迄実施されます
(期間は、年や店により異なる場合があります)

左源太・藤清・右源太・仲よし・貴船茶屋・ひろや
㐂らく・ふじや ・べにや等(確認が必要です)



高雄
概ね4月上旬〜11月下旬に実施されますが、但し、
夜の営業は6月上旬〜9月下旬です。
(期間は、年や店により異なる場合があります)

もみぢ家・もみぢ家別館・高雄観光ホテル・高雄錦水亭
(確認が必要です)



鴨川納涼床
貴船・高雄とも山あいにあり、料理旅館が実施している処が多く、
鴨川は、街中で、殆どレストラン・料亭が実施しているのが
大きな特徴です。
又、二条から五条にかけて約100軒の店が並び、京料理以外にも
中華や焼肉など各国の料理が選べるので、気軽に納涼床を
楽しむことができ、基本的には夜営業ですが、一部店舗では
5月・9月のみランチも楽しめます
(食中毒防止のため、7・8月は昼の納涼床は営業しません。)



鴨川納涼床審査基準
少し堅い話になりますが、後述に大きく関係してきます。
鴨川納涼床は、工作物扱いで、河川敷での設置は、洪水を
安全に流下させるという河川本来の機能を確保するため、
やむを得ないものに限り許可され 、特に梅雨から台風の
上陸する恐れのある時期にかけては、原則許可されませんが、



「鴨川納涼床」は、その起源を近世初頭まで遡るといわれ、
京都の伝統文化、夏の風物詩として欠かせないものと言う
事で許可されていましたが、近年、高さ、色彩及び素材が
不揃いで鴨川の景観にそぐわないという問題が生じていました。
そこで、将来にわたり、治水上は勿論、の納涼床が鴨川の景観と
調和したものとなるよう、「鴨川納涼床審査基準」を定め、
平成20年4月1日から施行されています。



みそそぎ川
鴨川西岸を流れる全長2q余りの人工水路「みそそぎ川」は、
本来は、鴨川の別称で、「みそぎがわ」(禊川)ともいわれ、
かつて、鴨川で禊が行われていたことに由来すると言われます。
暗渠になった部分もあり、二条から五条にかけては、
「みそそぎ川」が現れ、その上に「床」が設けられます。
もとは鴨川に設けられましたが、近代以降はみそそぎ川の
上に出されるようになりました。



歴史遺産・風物詩
鴨川は、昔から何度も氾濫し 1935年にも「昭和10年大洪水」でも
大きな被害を受け、鴨川の河川改修工事「千年の治水」が行なわれ、
その一環で人工水路みそそぎ川も生まれ、戦後、ようやく被害が
少なくなり、みそそぎ川の上に納涼床を設けるようになりました。
京都が長らく歴史遺産・風物詩を守ってこれたのは、
治水(科学技術など革新)と歴史遺産的な納涼床(伝統)を
上手く両立しながら伝統を守って来たと言えます。


京都・嵐山 ご清遊の宿 らんざん

目の当たり
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言われますが、
2013年台風18号の接近に伴う大雨で鴨川も増水し、
桂川にかかる京都市嵐山の渡月橋が冠水した時の
映像は衝撃的でしたが、最小限の被害ですみ
京都の治水の大切さを実感させました。



鴨川納涼床参加店舗
 ※1.2016年参加店舗から一部抜粋し、 
  2017年は確認が必要です
※2.納涼床を利用するには、納涼床プランを予約する事が
  必要な場合が多いで注意が必要です。


幾松

上木屋町エリア
◎がんこ 高瀬川二条苑(植治の名庭)
◎ゆば・みそ・とうふ 京料理 豆屋源蔵(自家製の豆腐、湯葉)
◎新三浦(水炊きの名店)
◎お箸で楽しむ京町家イタリアン プレーゴ藤吉
   (築100年以上の老舗旅館をリノベーション)
◎さつき(名物・穴子茶漬け)


竹島 一期

◎京料理 竹島 一期(明治30年に旅館として創業し、後に割烹へと転身)
◎幾松(店名は桂小五郎の恋人・妻の芸妓名・幾松)
◎めん坊 木屋町本店(土佐の皿鉢(さわち)料理が名物)
◎サロンドロワイヤル京都(チョコレート専門店&カフェ)
◎京料理 梅むら(元は伊藤博文公が定宿にしていた料理旅館)


豆水楼 木屋町本店

◎豆水楼 木屋町本店(国産大豆100%と天然にがりで仕込んだおぼろ豆腐)
◎京・鴨川 懐石 櫻(川床からは、大文字、清水寺が望める)
◎河久(和&洋の割烹スタイル)


弘 木屋町店

◎京の焼肉処 弘 木屋町店(川床で唯一の焼肉専門の床)
◎モリタ屋 木屋町店(京都初の牛肉専門店として明治2年に創業)
◎こま井亭(初代が肉の卸・元小売の専門店で近江牛が自慢)
◎スターバックス コーヒー 京都三条大橋店(カフェの川床はここだけ)


先斗町 魯ビン

先斗町エリア
◎京味和食 源氏庵(鴨川に段差がある場所なので、せせらぎの音も間近に)
◎先斗町 富美家(人気は一人鍋で供される鱧しゃぶ)
◎茜屋純心軒(名物・炭火焼)
◎和食 先斗町 魯ビン(築150年のお茶屋2軒をつないでリノベーション)
◎先斗町 禊川(フランス会席の草分け的存在)
◎料理屋 うしのほね本店(牛ヒレ肉のシチューが人気)


先斗町 花柳

◎先斗町 花柳(伝統あるお茶屋の建物をそのまま使用)
◎石原(1日1組限定の川床)
◎みます屋 ITALIANO KYOTO(京風イタリアン)


華めぐり

◎先斗町 和中華創作料理 華めぐり(川床は全席掘りごたつ式)
◎味がさね(ラーメンの天下一品の創作料理)
◎京フレンチ きしもと(幅広い年代に愛される京風のフレンチ)


京料理 卯柳

◎卯柳(目にも美しい京懐石)


先斗町 四季 よし菜

◎四季 よし菜(川床はテーブル席)
◎京都牛 稲吉(京都牛ステーキ)


侘家 洛中亭

◎侘家 洛中亭(鶏料理・侘家古暦堂の姉妹店)
◎京町(名物・牛ヒレ肉の有馬焼きは2歳迄の国産の雌牛)
◎先斗町 みます屋(御膳料理)
◎先斗町 かっぱ寿司(先斗町で30年。唯一の寿司屋の川床)
◎先斗町 ことし(角閃岩上で焼く岩焼料理)
◎Bar ATLANTIS(川床にカウンターがあるのはここだけ)
◎お食事処 山とみ(日本酒・焼酎を40種類以上)


先斗町 烹祥庵

◎京の創作料理 烹祥庵(創作京料理)
◎すい月 先斗町店(築80年以上の町家を和モダンのデザイナー空間に)
◎佐曽羅EAST(熟成近江牛)


大當両【先斗町の納涼床】

◎京料理 大當両(鱧・ゆば料理)


京料理 眺河 先斗町 華

◎眺河(新しいスタイルの京懐石)
◎洋風家庭料理 ふらいぱん(気取らない洋食)
◎呑食べ処 のん亭(かなおばんざいが人気の店)
◎京イタリアン クワトロ・セゾン(京野菜ふんだんのイタリアン)
◎京の居酒屋 先斗町 ぽんと(大衆居酒屋、コース料理もお手ごろ)


多から

◎多から(目利き店主の自信の魚介)
◎欧風料理 開陽亭(2週間かけて作るドゥミグラスソース)
◎先斗町 いづもや(大正5年に創業の鰻屋)

西石垣エリア
◎北京料理 東華菜館(鴨川とヴォーリズ洋館の間で北京料理)
◎京料理 ちもと(西陣の千本通に1718年創業の老舗)
◎銀水(ジャンル超えたおいしい料理)
◎京料理 きた山(リピーターも多い人気の「板前膳と鍋」)
◎SENT JAMES CLUB 本店(約260種のお酒が並ぶ正統派のバー)


メゾン・ド・ヴァン鶉亭

◎メゾン ド ヴァン 鶉亭(水炊きとワインに心強いシニアソムリエ)


Vineria t.v.b

◎Vineria t.v.b(アラカルト中心のイタリアン)
◎四季彩 しをり(サーモン料理が多数)
◎タイ料理 バーン リムナーム(タイ人コックが作る本格的なタイ料理)
◎まんざら亭 団栗橋(「まんざら亭」の中で、唯一川床が楽しめる)


スコルピオーネ吉右
【京都納涼床】平日限定


下木屋町エリア
◎スコルピオーネ吉右(新進気鋭のシェフのイタリアン割烹)
◎料亭 鳥彌三(130年を超す伝統の床で名物・鳥の水炊き)
◎イカリヤ食堂(ビストロ床)
◎Bistro SUMIRE chinese(香港式釜焼チャーシューや本格飲茶)


あと村【川床席確約】
鴨川沿いの落ち着いた空間で味わう、
京の季節を盛り込んだ籠盛り弁当


◎京料理 あと村 本店(評判の鱧料理)
◎モダン割烹 月彩(和モダン創作料理)
◎京都鴨川倶楽部(正統派イタリアン)


もち料理 きた村

◎もち料理 きた村(がもち料理とおばんざい)
◎みます屋 MONAMI(おくどさんで炊くご飯)


アモーレ木屋町
【平日×川床席確約】
スパークリング付


◎アモーレ木屋町(薪窯ナポリピッツァ)
◎雪月花(目でも味わう京料理)
◎本家たん熊 本店(板前割烹の草分け)


鳥初鴨川

◎鳥初鴨川(創業以来守る秘伝の乳白色水炊きスープ)
◎佛沙羅館(タイ人コックの本格タイ料理を京町家で)


Tazuru Annex 仙鶴 【川床席確約】

◎仙鶴(正統派京料理をカジュアル感覚で)


京料理 田鶴 【川床席確約】

◎田鶴(した伝統の京料理)


FUNATSURU KYOTO
KAMOGAWA RESORT


◎FUNATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT
 (元老舗料亭旅館がフレンチレにリノベーション)


HYÛRI Kamogawa Terrace

◎HYÛRI Kamogawa Terrace(京キュイジーヌ)


鶴清 【川床確約】

◎料理旅館 鶴清(宮大工が手掛けた建物は総檜造の3階建て)






posted by 橙花 薫 at 00:00| トレンド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする