2018年11月15日

大阪・南港(大阪ベイエリア)物語2018




関テレ「よ〜いドン! 」 の「ロザンのうんちくん」のコーナーで、大阪・南港を

取り上げていました。


◎大阪・南港

番組では、一般的に「大阪・南港」と呼ばれる巨大な人工島(埋立地)・「咲洲」を取り上げていましたが、

大阪ベイエリアは、大きく分けて、「舞洲(まいしま)」、「 夢洲(ゆめしま)」、「咲洲(さきしま)」の

三つの人工島(埋立地)があります。

大阪南港は、何洲にありますか?と大阪人に質問しても、正解する人は多くないと思います、


◎舞洲(まいしま)

3つの人工島のうち、一番北側に位置するのが、この舞洲です。

舞洲スポーツアイランド -など大部分はスポーツ公園で、他に物流拠点や

舞洲(まいしま)のシンボル的な建築家・フンデルトヴァッサーによる独特な

デザインのごみ焼却場があり、遠くから知らない人が見ると、USJと勘違いする人もいます。


◎夢洲(ゆめしま)

舞洲(まいしま)の南側にあり、そこに渡るために、建設費600億円をかけた夢舞大橋と

いう巨大な橋が架かっています。

夢洲の南端地域はロジスティクスセンターと位置付けていますが、コンテナターミナルがあるだけで

全体的には、未利用の広大な空き地が広がっています。

今はカジノを設置した統合型リゾート(IR)の候補地、2025年の万博の

誘致場所として注目されています。


◎咲洲(さきしま)

大阪湾岸の3つの人工島のうち、一番南側に位置するので、通称「大阪南港」と呼ばれていて、

3つの人工島では、アジア太平洋トレードセンター(ATC)や、大阪府咲洲庁舎などの大規模な施設が

集まり、コスモスクエアを形成していて一番活用されています。

大阪府咲洲庁舎も入っているWTCビルはは「大阪ワールドトレードセンター」の愛称で知られていましたが、

2016年から愛称が「さきしまコスモタワー」に変更されました。


さきしまコスモタワー展望台 ナイトタイム


◎ニュートラム

近未来人口都市として作られた南港(咲洲)の最先端の技術の投入して作られた交通の要である

無人自動運転「ニュートラム」の正式名称は「中量軌道南港ポートタウン線」ですが、

全国から名称を募集し、審査の結果「ニュートラム」と名付けられました。

無人自動運転にもかかわらず、1981年の開業から10年間も添乗員が乗車していたのですが、

その理由は、開業当初は無人自動運転は前例が無かった為に、乗客の不安を取り除き、

信用が得られるまで10年かかった為でした。


大阪府咲洲庁舎展望台(コスモタワー)


◎さきしまコスモタワー

ベイエリアの超高層ビルで、大阪府内一望できる大パノラマが広がり多く、

夕日撮影スポットとして人気があります。

当初は、複合商業ビルでしたが、アクセスの便の悪さなどで、入居率が悪くなり、

大阪市庁舎の全面移転も検討されましたが、耐震性はあるのですが、大地震による液状化、

エレベーター停止など、災害時に司令塔と機能しない恐れがあり、咲洲庁舎として

縮小傾向にあります。


ATC BAYSIDE XMAS 2018

◎頓挫の歴史

元々、南港は、市内中心部に近い空港建設候補地として有力でしたが、航路・騒音問題などで

大阪泉南沖に、関空が建設され、頓挫しました。

結果論ですが、台風、橋破損により孤立した関空のリスクは少ないと言えます。

大阪ベイエリアの開発構想が最も熱を帯びたのは1980年代で、83年に検討が始まり、

咲洲、舞洲、夢洲の計775ヘクタールの土地に新しい都市をつくる「テクノポート」構想が

打ち出され、アジアトレードセンター(ATC)やワールドトレードセンター(WTC)ビルなどが

建設され、橋、道路などインフラ整備にも多額の資金がつぎ込まれたが、バブルの崩壊で

頓挫し、ベイエリア開発は「大阪の負の遺産」の象徴と言われました。




◎夢咲トンネル

2025年大阪万博の候補地であり、カジノなどのIR候補地でもある夢洲へ渡るのが、

夢咲トンネルで806m、あらかじめ陸で作った8つの「沈埋函」を繋げた高い

技術のトンネルで、両側は自動車道になっていますが、真ん中は使用されていません。

実は、地下鉄用で、万博誘致・IR設置が実現しなくても将来的には地下鉄を通す方針だそうです。


◎さきしまコスモタワーホテル

大阪府は、コスモタワーの7階〜17階までの空き室に入るテナントを公募し、

リコジャパン&社西辻工務店による100%出資子会社「さきしまコスモタワーホテル開発」

が全374室のホテルを運営する計画で、2020年5月(予定)のグランドオープンに向けフロア毎に

順次オープンする予定です。

咲洲には、大きなホテルは、ハイアットリージェンシー大阪だけで、インバウンドで、

注目されています。


◎コスプレの聖地

近未来的な建築物の前で写真をとるのがステータスとされているコスプレイヤーにとって

さきしまコスモタワーの1Fはその条件を満たしており、週末にはコスプレイヤーがここを訪れ

コスプレの聖地の聖地と言われています。



◎テーマパーク

今年の11月23日に2025年万博開催地が決定しますが、ライバルもあり、もし決定しても

開催は一時期で、その後の跡地利用の問題があり、IRも候補地が多く、又、拒否反応も

多くあります。

私的には、夢洲は、敷地拡張が限界で、夢洲に近いUSJの移転、東京も混雑問題が課題で

敷地拡張が限界の第二ディズニー構想など、テーマパークを誘致し、アウトレット施設、

ホテルなど、アクティビティー施設、日本伝統・グルメ、体験施設などが、集結し

家族、若者、外国人観光客が、夢洲で一日或いは数日遊べるエンタテイメント&

テーマパークの総合施設が、当面インバウンド需要が期待でき、関空にも近いだけに面白いと思います。

課題は、交通アクセスの充実でしょう。



posted by 橙花 薫 at 10:00| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする